先日、知り合いの語学塾を経営される方から
伺った話ですが
海外転勤を目指す日本の医師の方で
英語検定の資格取得を目指して通塾するケースが
徐々に増えているそうです。
なんでも、日本で医師の仕事をするよりも
イギリスなどの海外でする方が
待遇等で良いことなどが理由にあるそうです。
それに伴い、
海外医学部への進学を希望する
高校生からの問い合わせも
また増えていると聞いたので調べてみると、
実際に、海外医学部に進学する日本人は、
平成21年度には19名だったのが、
平成31年度には95名にまで増えています。
(参照元:医療従事者の需給に関する検討会
第31回 医師需給分科会資料2)
特にハンガリーが学費を抑えられる
などの理由から人気だそうです。
私も知っている生徒で、
今もハンガリーの大学で
現在医師免許を取得するべく
勉強をしている子がいるのですが、
海外医学部の選択肢は確実に
広まっているように感じます。
ハンガリー以外にも
中国や台湾などの海外医学部入学までを
バックアップするプログラムを
日本の留学エージェントが作っていたりもしています。
頑張って何年も浪人して学費の高い日本の医学部に進学するのではなく、
語学を頑張って比較的学費の安い
海外医学部に進学し、
日本の医師免許を取得するという選択肢。
まだまだ日本では一般的ではありませんが
費用や人生経験の面から見ても
十分考える余地のある選択肢かと思います。
語学を学ぶための留学から
専門的なことを学ぶための留学へと
変化しています。
国内の医学部進学を考えている方は
海外の可能性も考えてみてはいかがでしょうか。
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